こんにちはusamaruです。
このブログでは、夫婦二人が老後2000万円問題に対して奮闘し
資産運用のノウハウをアドバイスしています。
NISAで株を買って利益が出たら非課税なんだよね。
だったら、全部NISAで買った方が良いよね?
一般NISAでの株取引は、利益・配当金は非課税になります。(非課税保有期間5年)
「それなら欲しい株は全てNISAで買うのが正しいのでは?」って思いますよね。
少なくともNISA口座を作ったころの自分はそう思ってました。
今回はそう思ってた過去の自分への反省も込めて経験談を書いていきます。
NISAとは
NISAについては、金融庁のHPに「NISAとは」で詳しく書かれています。
勉強になるのでこのページはお勧めです。
2024年から始まる「新しいNISA」についても書いてあります。
2024年の「新しいNISA」が始まった時にusamaruと同じような失敗をしないように
現行NISAの「一般NISA」で注意点・失敗談で学んでいきましょう。
NISAのメリット
メディアや雑誌などでも、NISAの良い部分の話はよく耳にします。
再び金融庁のHPより抜粋です。
売却益と得られた配当金に対して約20%の税金がかからない!それが最大のメリットです。
NISAのデメリット
再び金融庁のHPを見てみましょう。
恥ずかしながら、usamaruはNISA口座を開設した当初はデメリットを意識してませんでした・・・。
株を購入した場合、自分の買値より上がり続ければ良いけど、下がることもありますよね。
株価は「上がる」「下がる」の二択ですから。
仮にNISAで購入した株が上昇し利確した場合の利益は非課税です。
でも、株価が下がった場合に損切したら、確実に「損」が確定します。
一般口座や特定口座の場合、「利益」と「損」を「損益通算」できますが、
NISAの場合は損益通算が出来ません。
株価が下がっても配当金があるから大丈夫だよ!
そう!配当金が十分にあり、株価の下がりを「配当金」で補えるなら良いけど、
「配当金」っていつまでも貰えるのでしょうか。
usamaruの事例を見てみましょう。
失敗例
上図は、2023年4月4日時点でのANAホールディング株式会社のチャートです。
2017年12月~2018年2月頃には4500円を超えてますね。
しかし、2020年2月末からのコロナショックにて大暴落!
2023年4月5日の段階も2,000円台後半で推移しており
当時の高値には戻っていません。
当時のusamaruは、ANA株の購入タイミングをワクワクしながら待ってました。(コロナ前です)
ついに狙っていた「4,000円」を下回ったので、「3,945円」でNISAにて購入。
購入した時のことは今でもはっきり覚えてます。こんなこと言ってました。
当時は、ANAの飛行機に良く乗っていたし、ANAカードを利用しマイルも貯めてました。
「ANA最高!」と思ってました。
今振り返ると、当時の配当利回りって「1.72%~2.84%」程度とあまり高くないです。
現在の自分の基準であれば購入してないですね。
さて、NISA枠にて3,945円で購入したANA株が暴落を迎えます。
意外と早くその時はきました。そう、コロナショックです。
株価は日に日に下がっていきました。
その時、初めてNISAの場合は損益通算が出来ないデメリットに気づいたんです。
株価の下がりは配当金で補えると信じていたんだけど、
配当金は「無配(0円)」と2020年4月28日に発表されました。
NISA枠で「株価は大暴落」「配当金は無配」
NISAで購入した銘柄でこうなったらどうするのが正解なんでしょうか。
当時、判断がつかずに持ち続ける選択をしてしまい今でも保有してます。
当時から3年経過しても含み損は戻らずですね。
3年間も待ってしまったので、今更売るに売れずで今日まで過ごしてます。
多分、あの時点ですぐに損切して損を確定させるのが良い判断だったと思います。
まとめ
今回は、NISAのメリット・デメリットとusamaruの失敗例を挙げてみました。
NISAはメリットだけではなく、損益通算出来ないってことを
忘れないようにして下さい。
2024年からは「新しいNISA」が始まります。
成長投資枠では、株を購入することが可能です。
おそらく、何でもかんでも成長投資枠で株を購入すると、
同じような現象になる可能性もあると思います。
株を購入するときは、負けた時のことを考える人は多くないでしょう。
だからこそ、「こうなったら、私はこうする!」といったイメトレを
あらかじめやってみることを強くお勧めします!
・4,000円を下回るなんて今しかない!!
・優待券も配当金も出るしNISAで買うしかない!!