こんにちはusamaruです。
このブログでは、夫婦二人が老後2000万円問題に対して奮闘し
資産運用のノウハウをアドバイスしています。
今回は株取引の基礎、そもそも株とは?についてのお話です。
株の基礎を知りたいな。
株を買ったらすぐに優待とか貰えるの?
株式投資の醍醐味の一つである「株主優待」や「配当金」。
「株主優待」や「配当金」って株を買ったらすぐに貰えるのでしょうか。
株主優待とは
株(株式)って何?
株主優待の前に、そもそも株(株式)って何でしょうか。
株(株式)とは企業が事業を遂行する為、資金を集めるのを目的に発行してます。
株を購入・保有すると出資者つまり会社のオーナーの1人になれます。
出資した金額に応じて、「配当金」・「株主優待」を貰えたり、
会社に対して意見を述べたりすることができます。
株を購入しても、「配当金」「株主優待」が無い銘柄もあるので、
欲しい場合は事前に確認しましょう。
株価の変動
日本株は、祝日を除いた平日(月~金曜日)は日々価格が変動してます。
取引時間は、「前場:9時~11時30分」「後場:12時30分~15時」で取引可能です。
時間外の夜間取引も可能ですが、ここでは省略します。
株価は日々価格変動があるので、
優待品だけを目的に購入すると、株価の下落で非常に高い優待になったりします。
購入タイミングには注意が必要です。
購入時は、自分自身の責任で購入タイミングを考える必要がありますね。
権利日って何?
株を購入して株主になったから、「配当金」「株主優待」「議決権」が
すぐに貰えるわけではありません。
「配当金」「株主優待」「議決権」を貰うには、「株主名簿」に名前が載る必要が
あります。
「株主名簿」に名前を載せるには、各企業が定めている決算月(1月~12月)の
「確定権利日」を確認しましょう。
仮に、2023年3月31日が権利確定日の「A株」の場合は、
2営業日前の3月29日(水)までに株を購入し保有必要があります。
・権利確定日:2023年3月31日(金)
・権利付き最終日:2023年3月29日(水)・・・29日の取引が終わる前に購入・保有が必要
・株主名簿に名前が載るまでには時間がかかる
・2営業日前の権利付き最終日までに株を購入し保有する必要がある。
前述のとおり、株価は日々変動します。
駆け込みで購入されることも多く、権利付き最終日に株を購入すると
高い金額で買ってしまうこともあります。
そして、翌日(権利落ち日)は株を手放す動きが起きて
売られる→ガクッと下がる傾向があります。
下記は奥村組(1883)のチャートです。(2023年4月1日時点)
2023年3月29日が「権利付最終日」で終値は3,250円。
翌日の「権利落ち最終日」の安値(一日の中で一番安いタイミング)は3,080円。
一日で170円も変動してますよね。
仮に直前で100株を購入していた場合は、「-17,000円の含み損」となります。
個人的には、配当・優待が欲しい銘柄は、権利月の2~3か月前までには
購入するようにしてますが・・・
サンプルで出した「奥村組」。
自分も2月中旬に購入しているので、権利落ち日には含み損の状態。
株取引って購入タイミング難しいなーと考えさせられます。
株価が過熱する前の安い時に購入し、権利落ちでも自分の購入価格を
下回らないような取引をしたいですよね。
まあ、あくまでも理想論なので、全てが上手くはいかないです。
株は自分の「心」との闘いだし、欲しくなったら買ってしまいます。
しかし、感情のまま動くと良い傾向には進まないので、
購入前にストーリーを持って購入するようにしましょう。
まとめ
今回は、「株って何?」から「配当金」や「株主優待」を貰える購入タイミングについて
解説しました。
株(株式)とは企業が事業を遂行する為、資金を集めるのを目的に発行していて、
株を購入・保有すると出資者つまり会社のオーナーの1人になれます。
株を購入して「配当金」「株主優待」「議決権」を得るには、
「権利付最終日」までに株の購入・保有をする必要があります。
※「配当金」「株主優待」が無い企業もあるので注意です。
また、「権利付最終日」やその直前に株を購入すると「権利落ち日」で含み損になる
可能性もあるので、購入タイミングは重要です。
株価は、様々な要因で価格変動しますので、購入時はご自身の判断にて購入下さい。