【超基礎】共働き夫婦の家計管理②~収入を増やそう~

お金の基本
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こんにちはusamaruです。

このブログでは、夫婦二人が老後2000万円問題に対して奮闘し

資産運用のノウハウを解説しています。

家計の収支を見直してみたよ。

格安スマホにも切り替えたぞ。

でも、貯蓄に回すお金が少なすぎるよー。

どうすれば良いですか。

今回は、「貯蓄に回すお金が少ない場合はどうすれば良いのか」との質問にアドバイスしていきます

この記事の内容
・世間の平均年収と自分の収入を考えよう
・収入を増やすには転職を考えてみる

貯蓄額を増やすには現状の収支の把握が非常に重要です。

現状の収支を確認するには、こちらの記事を見てください。

収支の見直しを行ったけど、貯蓄に回すお金が極端に少ない場合は

収入を見直す必要があります。

つまり、「転職をして収入を増やす」ことです。

usamaru
usamaru

わたくしusamaruも転職をして収入を増やしたよ。

では、具体的に転職活動をする前に、まずは世間の平均年収も見ておきましょう。

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令和3年 民間給与実態調査

2022年9月に国税庁より「令和3年分 民間給与実態統計調査」が公表されました。

それによると給与所得者の平均給与は443万円とのことです。

これを男女別に確認すると、

男性は

平均給与545万円

給与階級別分布では年間給与額400万円超500万円以下の者が構成比17.5%と最多。

女性は

平均給与302万円

給与階級別分布では年間給与額100万円超200万円以下の者が構成比22.5%と最多

上記数字は国税庁HPより抜粋

この数字を見てどのように感じますでしょうか。

自分の給与は平均と同じだ!少し多いから安心したと思うでしょうか。

では、下記の数字も確認してみましょう。

年収600万円以上の割合は全体で21.0%、男性31.2%、女性7.1%です。

この数字を見ると、日本で600万円以上は高収入の分類であると読み取れます。

数字だけを見ると600万円以上の収入があれば、資産を増やすお金を確保しながら

生活費を捻出することも可能ではと思えます。

まずは、600万円の収入を目指してみましょう。

資産運用の前に転職を進める理由

まず、資産を増やすと考えたときに多くの方が、株などの資産運用を

頭に思い浮かべるかと思います。

では、質問者のように投資に回すお金が無い場合はどうすれば良いでしょうか。

  • 少しのお金でも株に回してみる?

当然ながら、少しでも資産運用に回して運用することは重要にはなると思います。

しかし、株で資産を増やす場合にどの程度の金額が必要になるか触れてみましょう。

株式運用には、「配当金」という制度があります。

今回は、この「配当金」で資産を増やすことで考えてみます。(売買運用は除外)

株を購入すると、株を購入した株主に対して「配当金」を出してくれる企業は多いです。

配当金はどの程度貰えるかご存じでしょうか。

A君
A君

高額を払うんだから、ガツンとくれるんじゃないの?

10万円くらい!

現在、東証証券取引所のプライム市場に上場している企業の

株主への配当利回りは2月16日現在で2.51%です。

配当利回りとは、「予想年間1株当たり配当÷株価×100」で計算されます。

例えば、1株あたりの金額が1000円で配当金が20円ですと2%となります。

では、仮に男性の平均給与545万円の方が、給与と配当金の合計値を

600万円にしたいと考えたとします。

・計算してみよう

配当利回りは仮で5%と設定します。(最近は5%以上の利回りがある企業増えてきました)

600万円-545万円=55万円

この55万円を配当金から得る為にはいくら投資が必要だろう

計算できますか?

結論から申しますと「1100万円」必要です。※配当金の税金は考慮してません

A君
A君

1100万円!!そんなに買えないよー

上記のシミュレーションは、あくまでも配当金のみを考えた場合です。

実際の取引では、株の運用益などもありますので、異なる点もあります。

しかし、簡単に考えた場合は、株の資産として1100万円を用意して

給与+配当金=600万円を達成することが出来ます。

ここまで読んで頂いた読者の方にはもう理解できたと思います。

手っ取り早く資産を増やすには、転職で給与を増やすのが一番の近道であると

思うのではないでしょうか。

・現状の給与が少ない場合は、転職で給与を増やそう!

・転職後の余裕資産で投資を始めよう!

転職活動の進め方

では、具体的にどのように転職活動をするかについて簡単に説明します。

転職サイトに登録する

まず最初にすることは転職サイトに登録することです。

転職サイトに登録しなくても、受けたい企業の「中途採用」ページから

申し込みをすることも可能ですが、求人数が全く異なります。

転職サイト経由であれば、企業の中途採用ページに記載がないものも

複数にわたり情報を入手することが出来ます。

その為、転職活動の第一歩は「転職サイト」に登録することからとなります。

最近では、転職サイトは複数ありますので、自分自身が転職をした時は、

「マイナビ」と「リクルート」に登録をしました。

登録後の行動

転職サイトに登録時、自分自身の現職での活動情報等を記入する欄があります。

面倒と思うかと思いますが、大まかではなく、細かく情報を入力してください。

転職サイトに記入した内容をそのまま履歴書として利用するケースも多く

採用活動に大きく影響してきます。

また、登録後には、転職をサポートしてくれるエージェントからのメールが届きます。

転職活動において、このエージェント選びが非常に重要となります。

マイナビに登録をしたらマイナビの担当者からのメールが来ると思うかもしれませんが、

マイナビの情報をもとに各社のエージェントより連絡が入ります。

エージェントからメールが入るときは、「〇〇様にご紹介した求人があります」等の

記載が多いと思います。具体的に企業名で自分が気になるものがあれば、

まずはそのエージェントとの打合せのアポを取りましょう。

エージェントの打合せにて、色々な希望条件等を聞かれると思います。

話をしてみて信用出来そうだなと思えたら、そのエージェントと一緒に進みましょう。

ここで重要なことは、エージェントの態度・接し方・話し方などが

自分と合わない場合は別のエージェントに切り替えましょう。

エージェントも仕事です。一人でも多くの人を転職させることに成功すれば

自分の成績が上がります。その為、自分自身が望んでもいないような企業や

こちらの考えを無視して無理やりに転職させようとする方も中にはいます。

そのようなエージェントを避ける意味でも、「任せられるな」「信用出来るな」と

思う方を選んで進めて下さい。

面倒と思うかもしれませんが、複数人のエージェントの方と打合せをして

「この人なら信用できる!」と思える人と進んでいきましょう

内定が決まってからの注意点

A君
A君

内定が出たぞー♪

これで今の会社ともお別れだー

すぐにでも新しい会社に入ることを伝えるぞ!

無事に内定が出るとすぐにでも新しい会社に行きたくなりますよね。

でも、ここからも重要です。

  • 採用条件(給与水準)を確認しよう
  • 現状の給与より上がってますか

せっかく頑張って内定を勝ち得たのに、今の会社よりも給与が下がっては意味がありません。

まずは上記2つは確実に確認しましょう。

内定書に月々の給与等の記載がありますので、その内容は確実に確認してみてください。

もし今よりも下がっていたら、個人的にはおすすめしません。

会社によっては、下記のように言ってくることもあります。

採用担当者
採用担当者

入社時は、この給料水準で採用します。

でも、経験があるから1年後は、今よりも上の給与水準にしますよ

転職後の給料は、転職前より低いけども、今までの経験もあるし

1年後には現状より上げられるから入って欲しいと言うパターンがあります。

もしこれを言われたら信じない方が良いと思います。

内定通知書に書いてない口約束を信じてはいけません。

当ブログの管理人である「usamon」はこのパターンに騙されました。

1年後は上のフェースにするとと言われて入社したが、

上のフェーズに行くには〇〇年かけて評価基準を満たす点数を取る必要がありました。

その経験もあるので、

給料が上がらない転職はしない

「〇年後に今よりも給料を上げるよ」との言葉は信じない

このことは非常に重要な要素であると思います。

自分の大切な時間を使って苦労して転職活動をするのですから、今よりも

高い給料になるとこを選んで下さい。

仮に給料に下がる転職先を選んでしまい、改めて転職をしたいと考えた場合に、

下がった給料がベースとなりますので、更に不利な転職活動となってしまいます。

内定を貰って転職をする時は、初心の気持ち「給料を上げるために転職する」を

忘れないように進めて下さい。

まとめ

今回は、「貯蓄に回すお金が少ない場合はどうすれば良いのか」について記載しました。

・日本人の平均給与は443万円。

・年収600万円以上の割合は全体で21.0%、男性31.2%、女性7.1%。

・600万円の収入を目指すことを目標に考えてみる。

・平均給与443万円を600万円に増やす時に、差額分を株の配当金のみで埋めるには

配当利回り5%の株を1100万円分用意する必要がある。(税金などは除いた場合)

・手っ取り早く差額を埋める方法は「転職」をすること

・内定後は給与水準を確認し今よりも下がるところには入社しないこと。

以上が今回のまとめとなります。

こちらの記事が皆様の生活のお役に立てれば幸いであります。

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